子供の頃の夢は「お花屋さん」でした。
近所のお花屋さんで母の好きな花を1本だけ買ってもらったことがあります。
私はアネモネが好きで、たしかオレンジ色のポピーだったかな
ポピーはあっという間に散ってしまったような気がするけど
ひらひらした薄い花びらが可愛かったのを覚えています。
母が花が好きで、いろんな花の名前を教えてくれました。
近所のお家で咲いていた月見草、道端のオオイヌノフグリ
公園のシロツメクサ、アカツメクサ
ムクゲ、フヨウ、テッセン、アネモネ、トルコ桔梗・・・
花の本を読んで、たくさんの花の名前を覚えたのに
今ではすっかり忘れてしまった。
あんなに花が好きでお花屋さんになりたかったのに
お花を仕事にしようとはしませんでした。
お花屋さんでプレゼント用に花束を作ってもらっても
何故か、子供の頃のようなトキメキが消えてしまいました。
それが、もう随分と大人になり過ぎた年齢で見つけたのが
jardin du I’llony
それから、私の花生活が始まってしまいました。
つづく・・・