先日、娘の作品がいくつかの海外メディアに掲載されました。
そりゃもう、母親としては嬉しいなんてものじゃない。
始めて作品を見た時は、感動で思わず泣けました。
もちろん、娘の作品だということもあるけれど
全力の試行錯誤があちこちにあり、圧倒されたんです。
「凄い」の一言でした。
私はデザインも芸術も諦めてしまった人だけれど
生み出し作り出す苦労は、少しはわかるつもりです。
彼女はその全力の試行錯誤を全て見せていました。
アイディアも工程も作品も全て。
多くの人が彼女の作品を「かわいぃ!」と言っていて
その「かわいぃ」が完成するまでの工程を見せたことが
沢山の人の心を楽しませたのだと思います。
可愛いも綺麗も、その裏には多くの試行錯誤があります。
綺麗は綺麗だけでは作れません。可愛いは可愛くないで作られるんです。
失敗し、挫折し、疑問と仮説と、検証の繰り返し
「無理だ。間に合わない」と言われたことも「やれる。やる。」と粘る。
そんな強さが彼女にはあるんです。
いつの頃か、一生懸命が格好悪いという価値観の時代があって
キラキラした美しい部分だけを見せることが良いことのような
そんな時代もあったけど、いつだって一生懸命さは人を動かすし
ありのままは信頼を得ることが出来るのだろうと思います。
そんな娘は私の自慢でもあり、私の憧れです。
娘のおかげで忘れていたことを少し思い出すことが出来ました。
そして、多くの人が彼女の作品から何かを受け取って欲しいと思います。